よく聞く話ですが、住宅を建てるときに大切なものと言えば、イの一番に
「業者選び」
らしいのです。
手前みそながら、それはウチを選んでくれればよいことなので、一番にはなりませんね(笑)。
では、本当の一番は何かというと、家を建てて、明るく豊かに
「暮らしたい……」
と思う気持ちだと思います。
それを実現するためには
「足を知る」
気持ちなのでしょうねえ。
「言語社会学、文化意味論、外国語教育の分野で数々の業績を残」しているという鈴木孝夫さんという方が
「人はどれだけの物が必要か」
という本を書いていらっしゃいます。
文庫を持ってい、それは今から11年も前なのですが、単行本はそのさらに5年前で、都合16年も前に、今流行りの
「エコ生活」
これを提唱しているのですから、当時の人びとからはどんな目で見られていたのかしら?……と心配になりつつも、おっしゃっていることの楽しげなことはまたとないものです。
まさに足を知るの生活なのですが、それが一つも貧乏たらしくなく、愉快なのです。……とボクは感じるのです。ボクが貧乏性なのかもしれませんが……。
しかし、そうした精神論ではなく、事業としての住宅建設に必要なのはなんでしょうか?……
資金計画です。
お金ですね、お金……。
よく言うでしょ、予算がない……って。
あれって、青天井、ノーシーリング、お金はいくらでもある人の特権的セリフなのです。
ボクのような庶民は、正しく、
「予算が少ない……」または「お金に限りがある……」
と言います。
これはあたりまえです。少なくとも胸ポケットからなんでもかんでも出してしまうロボットでも居なければ、一般的にはこっちがあたりまえのことですね。
加えて、住宅への価値観の違いから、予算配分は人それぞれです。
ですから、一定の予算の範囲内で、しかも住宅建設に振り向ける若しくは配分できる予算額は、自ずと定まってきましょう。
さて……。
しかしながら、そういった予算配分をわが家の家計でどのように
「やればいいのか……」
これが大問題ですね。
特に、若い人たちにとっては、まるで雲をつかむような話ではありませんか。
ボクも、この道に入っていなくて、何度もお客さんからそういう相談を受けていなければ、チンプンカンプンの世界に突入するでしょう。
その世界に足を踏み入れたくなければ、一つにはご自身で勉強することですね。しかし、そうした時間もあまり取れないのが現実であれば、そういうことのプロに相談するのがベストでしょう。
プロですから有料ですが、長い目で見れば、しかも大きな「買い物」をすることを考えれば、その人たちにお金を払うことは、有益だと思うのですが……。
そのお代が幾らかはわかりませんが、確か、弁護士さんでも相談時間30分だか1時間で5千円とか1万円といった金額だったように記憶していますから、推して知るべし……でしょう。
で、その『プロ』というのが、
〔ファイナンシャルプランナー〕
と名乗る人びとなのです。
だいたいが生命保険会社の人によく見受けられる資格です。銀行員にも居ます。まれに工務店の社長にも……。
この10・11両日、江別市民体育館で催される江別商工会議所等主催・江別市後援の
〔リフォームフェア〕
のウチの敷地……じゃなくて「区画」で
「住宅ローン・ライフプラン個別相談会」
を行う予定です。
えぇ、無料ですよ。
「津嶋工務店の新しいホームページを見てきたんだけれど……」
と言って下されば、黙って無料です。駆け引きなしの無料です。あとも怖くない無料です。プレゼントもない無料です。悪しからず……。
今のところ、そのファイナンシャルプランナー氏は一人の予定ですから、一日に何人もの方の相談を受けることはできませんが、関心・興味のある方はこの機会に相談してみてはいかがでしょう。
何人もの人が来たら
「どうしましょう!?……」
まるで杞(き)の人の憂(うれ)いにも似た心配をしています(笑)。